【これまでの経歴】
・新卒2年目でうつ病→休職
・半年間の休職→退職し半年ほど無職
・体調回復後→フリーランスへ
私が新卒2年目で会社を辞めてから、もうすぐ2年が経とうとしています。
この記事をご覧の方は、いまの会社を辞めたいな、まだ入社して3年も経ってないけど辞めて大丈夫なのかな、同世代はどんな生き方をしているのかなと悩んでいる方かもしれません。
今回は私が24歳で会社を辞めた理由とその後の生き方についてお話させていただこうと思います。
結論、会社を辞めても生きていけるし大丈夫です。
いま悩んでいるあなたにとって少しでもヒントになることがあれば幸いです。
Contents
新卒で会社辞めたい人必見。2年目で退職した理由
私は新卒2年目に「うつ病」となり半年間の休職期間を経てその後退職しました。
ただ休職期間中に私が「戻りたい」と言えば復職することも出来ました。
休職期間中にたくさん悩み、復職ではなく退職という道を当時の私は選びました。
会社には理想の上司がいなかった
まず戻りたくないと思った理由は、理想の上司がいなかったことです。
当時私は2年目でしたが、1年上の先輩を見ると残業ばかりでしんどそうで「毎日この人たちは何のために頑張っているのだろう?」と思っていました。
・給料を上げるために上司にアピール(社内政治)する姿
・年次が上がることに残業時間は増え、疲弊する先輩の姿
・嫌だと思っていることを我慢して飲み会で愚痴る姿
自分はそんな風になりたくはないと思ってしまいました。
うつ病再発のリスク。再就職が怖かった。
うつ病になった要因はやはり当時働いていた会社での仕事量・ストレス・気疲れなどが大きかったため、戻ってもまた再発するだけではないかという恐怖心がありました。
ありがたいことに、1年目にいた人間関係のいい部署の先輩方に「戻っておいでよ」とお声がけいただいたりもしていました。
しかし、労働環境は悪化していることを知っていたのでどこにも戻る場所はないのではないかと思いました。
それならば、給料が下がってもいいからゆっくり自分のペースで仕事ができる会社に移るほうがいいのではないかと思いました。
仕事に飽きていたしやりがいもなかった
当時やっていた仕事がルーティーン化していて、やりがいも感じなくなっていました。
もともとは「会社で働く人ってみんなしんどそうだな。仕事というものを変えられたらいいな。」という思いから入社した会社でした。
しかし実際に働いてみると自分の実現したいことと当時の仕事が結びついている実感が湧きませんでした。
何のためにやっているのか?というのは1年目から悩んでいたことで、その思いが2年目に爆発してしまったなと今振り返ると思います。
新卒2年目で会社を辞めた後の生き方・働き方
フリーランスとして会社員以外の生き方へ
私は結局、復職でも転職でもなく、フリーランスとして生きていくことを決めました。
YouTubeで動画投稿をしたり、ブログ記事を書いたり、会社に属すことなく自分で仕事を見つけたり、作ったりするのがフリーランスの働き方です。
会社員のときにはそんな自分を想像したことはなかったし、特別なスキルがあったわけではありません。
けれど発信活動を始めてから少しずつお金が得られるようになりました。
会社に依存しない働き方はやりがいに満ちている
会社員としてやりがいがなかったのは、自分が作った商品で仕事をしていたからではなかったからだと思っています。
会社は大きな組織の中で、「商品づくりを担当する人」「営業を担当する人」「事務作業を担当する人」「経理を担当する人」と分かれていますよね。
結局私は誰かが作った商品を売っているだけだったので、「自分のおかげで誰かが元気になったんだ!」という実感がとにかくありませんでした。
商品の売り方を教えてもらう→相手先に出向いて売る→利益を得る→目標を達成する→少しホッとする→また次の月がやってくる の繰り返しでした。
フリーランスになり、自分が1から作ったものが誰かに届き、感謝の言葉をもらえるようになってからの嬉しさは尋常ではありませんでした。
それは、絶対あのまま会社にいたら『得ることのできない喜び』だったと思います。
会社に依存しない働き方は精神的・金銭的な不安がある
私はいま会社員で悩んでいる方に「(私のように)会社で働く以外の生き方もあるよ」と伝えたいと思い、この記事を書いています。
しかし、専業フリーランスになることを推奨しているわけではありません。
会社を辞めることが大きなストレスになる方もいますし、自由は責任を伴います。
私も実際辞めたてのころは、「友達からどう思われるのだろう?」「毎月給料が入ってこなくて辛い」「税金高すぎて泣けてくる」と、精神的・金銭的ストレスに苛まれてきました。
人によって合う合わないはあると思いますのでよく考えて選んでほしいなと思います。
新卒で会社員を辞めても大丈夫な理由。20代なら特に問題なし。
私は会社員を辞めると決めるまで、本当に怖かったです。
経歴は汚れるわ、スキルはないわ、大卒やのに無職やわで、もう最悪やん!と思っていました。
でも結局会社をやめてから、自分がこれからどのように生きていきたいか、自分はどういう人間なのかをゆっくり考えることができて新しい生き方を見つけることができました。
会社をスキルのないまま辞めてしまうって誰しも怖いことだと思いますが、20代であればそこまで大きな問題にはなりません。
何度も転職をしているとさすがには入れる企業も狭まってきますが、1つの企業に執着する必要性はまったく感じないですね。
「会社には3年以上勤めないといけない」というのは真っ赤なウソ
世間一般には、「会社員なったらその会社に3年は勤めろ」といった謎の風潮がありますが私はこの風潮に否定的です。
もちろん何でもかんでもすぐ辞めたらいいとは思いません。
しかし、「3年働け」なんて雇う側の主張であって、こちらからすると人生棒に振ってまで3年務める義理はないと思っています。
無理に続けてうつ病とかになったら、何年~何十年と動けなくなってしまうので本当にそれだけは避けてほしいなと思っています。
私はまだ軽度でしたが、それでも1年ほぼ再起不能で何もできませんでした。
あの時は本当につらかったし、これ以上誰にもそんな思いをしてほしくありません。
自分の身体と心は自分で守ってあげてください。
「私がいないと会社が回らなくなる」というのは幻想だから気にすんな
少し厳しいようですが、あなたがやめても会社は回ります。
私は部署内でわりと重要なポストにいたので突然休職になったときは、「私がいないと部署が回らなくなるから早く治して戻らないと!!」と思っていました。
しかし、休職後その部署から私宛に連絡が来たことは1度もありません。
もちろん部署の方には迷惑がかかっているし、仕事も増やしてしまったことは事実です。
しかし、一人抜けようが会社は問題なく回っていくものだとその時強く感じました。
逆に一人いなくなったくらいで回らなくなる会社って所詮その程度ということなんですよね。
だからもし、私のように「自分がいないと…!」なんて幻想を抱いていたらそれは捨てちゃって大丈夫です。
自分の人生、キャリアを優先しましょう。
若手採用の需要は高いので転職エージェントに相談へGO
若手はすごく売り手市場で20代を求める企業はたくさんあります。
「未経験でもこれから育てていくから大丈夫!」とか「どうしたら若い子来てくれるかな?」とか、そんな相談をよく貰っていたくらいなので
数年で会社をやめたくらいで大きなハンデになることはほとんどないなと思います。
むしろ、早めに自分のやりたくないことを知れてよかった!勉強になった!くらいの気持ちでポジティブにとらえてみてはいかがでしょうか。
私のようにフリーランスになるというのも1つの手ですが、いきなりの独立は経験上おすすめしません。
できれば落ち着く会社に転職し、スキマ時間で副業をし、自分で稼ぐ力を身に着けていきましょう。
キャリアの選択肢を広げたいなら、会社に頼らず自分で1円稼ぐ経験が必須でしょう。なんのスキルがなくても始められる副業はこちらにまとめております!
これからは個人が活躍する時代。会社に依存するのは時代遅れ。
私は会社を辞めて心からよかったと思っています。
今の時代はインターネットの発達により、新しい仕事を自分で生み出せたり、趣味が仕事になったり、従来にはなかった多様な働き方がたくさん生まれてきています。
これからは個人での発信力がより重視されていくでしょう。
ただ1つ言いたいのは、会社を辞めようが辞めまいがあなたが健康で幸せならそれでいいと思うんです。
我慢して身体壊すまで会社のために頑張る義理はないはずですよ。
頑張る方向を間違えてはいけません。
頑張る方向は、あなたが幸せになることに向いているべきなんです。
また、私のように会社に属さない生き方をしてみたいという方は好きなことを発信することから始めてみてはいかがでしょうか?
ブログでもTwitterでもYouTubeでもなんでもいいでしょう。
いきなり独立は精神的にもキツイので、できるところから始めてみることをおすすめします。
↑リクナビNEXTでは無料であなたの強みを活かした仕事を見つけることができますよ!
いまいる世界から少し飛び出すことができれば、自分にはなかった価値観の人と出会うことができます。
これまでどれほど狭い世界で生きていたんだ、と私はネットでの発信活動を通じて感じました。
そのまま続けるのも良し、辞めるも良し、転職するも良し。
せっかくの人生、自分の生きたいように生きましょう。
最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。