・物を減らし、快適な生活を送りたい
・けれど何から手をつけたらいいか分からない
・整理整頓が苦手ですぐに部屋が散らかってしまう
こんなお悩みに解答させていただきます。
私は元々物を減らすことが苦手で、足の踏み場もないほどの汚部屋で暮らしていました。
でもそんな自分がイヤだったので断捨離術や片づけ術を勉強し、
今では必要最小限のもので暮らすミニマリストとして生まれ変わることに成功しました!
実は効果的に物を減らすには、「適切な順番」や「コツ」があります。
それを理解せぬまま物を減らそうとしても、失敗を繰り返してしまうだけなのです。
この記事を読めば効果的に物を減らす極意を学んでいただくことができます。
物を減らすことに抵抗がある方でも迷いなく物を減らせるようになりますので、
そのコツが知りたいという方はぜひ最後までご覧ください。
Contents
迷いなく物を減らすための極意8選
物を減らす極意①物を減らす目的から考える
まずは、物を減らすことでなりたいあなたの理想の姿を考えましょう。
なぜなら、物を減らすのには大変なエネルギーが必要だからです。
・物を減らす目的がふわっとしている
・途中でなんでやり始めたか忘れてしまう
このような状態だと、せっかくの決心を無駄にしてしまうことになりかねません。
あなたの目指したい姿を明確にしておくことは、物を減らす上で最も重要です。
あなたの理想は必ず、どこかにメモしておいてください。
挫折しそうになったときに見直すと必ず役に立ちます。
物を減らす極意②まずは身の回りのゴミから捨てる
物を減らしたいという方は、まずゴミから捨てていきましょう。
物があふれた部屋・収納には、ゴミが当たり前かのように存在しているケースがありがちです。
たとえば、コンビニの小さなゴミ袋、お菓子の袋の小さな切れ端などが落ちていませんか?
床につかわない物が置かれていませんか?
大掛かりな物を減らす前に、まずはゴミのないお部屋の状態を目指しましょう。
まずは小さなことから始めていくことで、物を減らすハードルも下げることができます。
物を減らす極意③買いなおしができるものから捨てる
続いては、買い直しがきく『服』や『筆記用具』などから捨てていきましょう。
物を減らす際に大切なのは、必ずこの順番を守ることです。
決して卒業アルバムや手作りのプレゼントなど、買い直しがきかないものにいきなり手を付けないでください。
なぜなら、難易度の高い物に手をつけると時間がかかるし、
物を減らし慣れていないからこその失敗リスクが高いからです。
さまざまなカテゴリのものを一気に、減らそうとしてはいけません。
まずは1カテゴリ決めること(例:服の”トップス”)。
そして、家中にある同カテゴリのものを1か所に集めること。
すべて集め終わったら1つずつ手で触れ、自分にとって必要か否かを見極めていきます。
物を減らす極意④今あるものが必要かどうかを見極める
物を減らす際の基準として、「ときめくかどうか」を大切にしましょう。
ときめくかどうかは、その物に触れた時に自分が嬉しい気持ちになるかどうかです。
ピンとこない方もいると思いますが、実際繰り返し行っていると段々感覚が研ぎ澄まされていきます。
ただ試してもなお、「感覚的なことはわからない」という方もいるかもしれません。
そんなときは、今あなたに必要か?と自分に問いかけてみてください。
基本的に捨てるか迷った時点で、その物は必要ありません。
本当にあなたに必要なものやときめくものは、「捨てるか迷う」ということがないからです。
分かりやすい例を出すと、スマホを捨てようとする人っておそらくいないですよね?
なぜなら自分にとって絶対に必要だし、捨てる理由がないからです。
ちなみに私の家には可愛いぬいぐるみがありますが、だれに何を言われようとこのぬいぐるみを捨てようと思いません。
本当に必要な物・ときめく物は迷いが出ないのです。
物を減らす極意⑤捨てるか迷ったものはBOXに一時保管
とはいえ、どうしても捨てることにためらいを感じる人もいると思います。
そんな方は、捨てるか迷ったものを『とりあえずBOX』にいれてしまいましょう。
私自身、この手法を何度も試していますが、大抵ここに入れたものは後日手放しています。
というのも、箱に入れてから2週間後にはなにが入っているかも覚えていないことばかりだからです。
2週間一度も取り出すことはなかったという体験により、
「あ…本当にいらないものだったんだ」と自分で自分を納得させることができました。
どうしても捨てられない・もったいないと感じる方はとりあえずBOXをぜひ活用してみてください。
物を減らす極意⑥同種のものはお家に1つだけルールを徹底
あなたはおうちに同じ種類のものを複数個所持していませんか?
であれば、1つに絞って他は捨ててしまいましょう(消耗品なら使い切ってしまいましょう)。
たとえば、同じ色のボールペンが複数個あるなら1つにすることも可能ですよね。
複数個あっても結局使っているのはお気に入りの1つだけなんてよくあることです。
また、ストックもできる限り持たないようにしましょう。
たとえば、洗剤や化粧水、シャンプーのストックなどです。
・でも安い時に買ったほうが良くない?
・なくなったら買いにいくのだるくない?
と思われるかもしれませんが、そもそも物で埋め尽くされた場所をなくせば家賃を今より安くできるかもしれません。
それに、家に複数のストックを置くことを習慣化している人は、
何のストックが家にいくつあるかを忘れてまた買ってしまっている可能性が高いです。
私は昔、ストックを常に持っている自分は経済的で賢いと思っていました。
でも本当はそうではありませんでした。
↑の画像のとおり、私は大容量の洗剤を大量に洗面所下に抱えている事実に気づいておらず、無駄に買い足す日々を送っていたのです。
今はネットでも簡単に物が手に入る時代ですし、ストックを持たなくても困ることはありません。
それにストックをもたない暮らしに変えた結果、収納に余白が生まれてなにがどこにあるかもきちんとわかるようになりました。
これはムダな買い物を防ぐ効果もあります。
ぜひあなたも、ストックを持たない暮らしをはじめてみてください。
物を減らす極意⑦物は売らずに基本「全捨て」
物を減らしていく過程で「これ売れないかな?」と考えたことはありませんか?
実はこの考えは、物を減らす上での大きな挫折ポイントです。
なぜなら、物を減らすことよりもお金を得ることに意識が向いてしまっているからです。
だけど、「どこなら一番高く売れるだろう」「これも売れないだろうか?」と
お金を得ることに意識を強く向けすぎないように気をつけてほしいのです。
あなたの目的は、物を減らして理想の暮らしを得ることでしたよね?
決して、お金をできるだけたくさん得ることではなかったはずです。
ここで大きな挫折をしてしまわないよう、ぜひ注意してください。
目的のすり替えが起きているなぁと思ったら、最初に書いたメモを見返しましょう。
特に物が多い人、汚部屋の自覚がある人は注意です。
基本物が多くて対処しきれないような人は「全捨て」の勢いを持ってください。
1つ1つ出品していたらいつまで経っても片づけは終わりません。
どうしても捨てることに抵抗がある場合は、中古買取店に一気に持ち込みをしましょう。
ただ結局たいした額にはならず、捨ててしまったほうがよかったなと感じることが多かったです。
「どうしても」という方は止めませんが、その場合は金額問わず手放すと決意してから行きましょう。
ちなみに、本の場合は宅配買取がいちばん楽で買取価格もそこそこ良かったのでおすすめです。
詳しくはこちらでまとめているのでどうぞ
物を減らす極意⑧収納はとにかく持たない
物を減らし終わったら、ようやく収納を考える時間です。
ここからさらに物を減らしたい方は、収納ツールをできる限り減らしましょう。
人は収納スペースがあるとものを入れたくなる生き物です。
さらに、収納で中を見えなくするという行為は”いらない物を抱える原因”ともなります。
服はすべてハンガーで吊るして見える化することで、本当に好きな物だけを残すようにもなりました。
本当にときめくもの・必要な物は収納で隠す必要がないのです。
物を減らすためにも、収納ケースやボックスはできる限り減らしていきましょう!
迷いなく物を減らすための極意・コツ【まとめ】
今回は物を減らす具体的なコツや手順を紹介しました。
物を減らすことはとってもエネルギーを使うことでもあります。
だからこそ、最初に目的をメモしておき、カテゴリ別に1つずつ整理していくのがおすすめです。
気をつけないといけないのは、最初の目的(物を減らすこと)から逸れないことです。
あとは順番を守って1つずつ丁寧に見て行けば、必ず今必要なものだけが残っていきます。
私が物を減らす際に参考にした書籍はこちらにまとめているのでよかったらご覧ください。
また、YouTubeでも物を減らすコツや極意について解説をしています。
気になる方はぜひチェックしてみてください♪