うつ病で休職になったけどどう過ごしたらいいか分からない、と悩んでいませんか?
私もうつ病で休職になった経験があり、休職期間中の過ごし方はすごく悩んでいました。
過去の自分にアドバイスをするなら、
・寝る
・精神科に行く
・夢中になれることをする
・散歩をする
・ブログを書く
これら5つのことをおすすめします。
この記事ではより詳しく、なぜこの5つがおすすめなのかを紹介していきますね。
今悩んでいる方に届いたら嬉しいです。
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Contents
うつ病で休職中の方におすすめな過ごし方5選
休職中おすすめの過ごし方①とにかく休む。しんどかったら寝る。
うつ病で辛いときはゆっくりと休みましょう。
私が精神科の先生からよく言われていたことは「ひとまず休んで様子を見ましょう」でした。
最初は「えっ!でも早く復職したいし休んでなんていられない」と思っていました。
ただ焦っても治るのが遅くなるだけで、うつ病を治すためにはエネルギー回復が必要だと後々わかってきました。
精神科の先生はうつ病の状態をよく「携帯の電池」にたとえて話してくれていました。
うつ病で辛いときって何をするにもやる気が出なかったりなかなか動けなかったりしますよね。
そんなときは栄養のあるものを食べ、ムリせず寝るのが一番です。
最初はその状態すら辛かったですが、次第にゆっくりしていると少しずつエネルギーが回復している自分に気づきました。
いまでは外に出て友人とご飯へ出かけたり、お家で仕事をしていたりもできています。
焦る気持ちは分かりますが、まずはゆっくり休みましょう。
休職中おすすめの過ごし方②精神科・心療内科に通う
心の状態は自分で図ることが難しいです。
プロにきちんと見てもらい、生活指導をしてもらいましょう。
できるだけ家から近く、診察までの待ち時間が短い病院に通うことがおすすめです。
紹介状がないと初診の受付ができないという病院も多いので注意が必要です。
病院探しで消耗しないためにも、できれば相談できる家族や恋人などと一緒に探すことをおすすめします。
私は精神科に通っていましたが、どんなに情けないことを言っても私のことを否定せず認め、受け止めてくれる先生には大変お世話になりました。
なかなか人と会うことも難しい状態だったので、精神科を心の拠り所としてフル活用していましたね。
先生に「元気になってきたね」と言われることが本当に嬉しくて、心の支えになっていました。
精神科が初めてで抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、行ってみると普通の病院と大きく変わりません。
1人自分の強力な味方が増えるのでまずは相談に行ってみましょう。
休職中おすすめの過ごし方③夢中になれることをする
「会社を休ませてもらってるし遊んではいけない」と考えられているかもしれませんが、うつ病だからこそ好きなことして過ごしましょう。
心のエネルギーを補充することと好きなことに触れることは相関関係があると思います。
私の場合やりたいことをすることによってできることが少しずつ増えていったり、元気になっていったりしていきました。
ネガティブなことを考えて消耗してしまうくらいなら、夢中になれることで時間を潰しましょう。
私は動画を見ることが好きなので、Amazonプライムビデオでドラマや映画を見て過ごしていました。
ほかにも趣味のゲームをしたり、ときどき外に出たりして気分転換をよくしていました。
うつ病の休職期間中あなたがすべきことは「治療」です。
そのためにはエネルギー回復が必須なので、好きなことに触れ、やりたいことを見つけていきましょう。
ちゃんと担当医に言われたことをしていればあとは自由に過ごして大丈夫です。
小旅行に行くようなこともありましたが私の担当医は大賛成してくれました。
うつ病を治すために、夢中になれることをしましょう。
休職中おすすめの過ごし方④陽の光を浴びる・散歩をする
できるだけ陽の光は毎日浴びましょう。
太陽の光を浴びると幸せを感じるセロトニンという物質がでるのでおすすめです。
また、体内時計がリセットされるので睡眠障害で悩む方にも試していただきたいです。
そしてできれば、散歩もするといいですね。
うつ病で引きこもっていると、筋肉量がどんどん落ちてきますし、暗い部屋にいると気持ちも沈みがちになります。
人がたくさんいるところは疲れやすいと思うので、公園など自然があるところがいいですね。
今だったらポケモンGOをしながら散歩がおすすめですね。
捕まえていないポケモンを見つけるために自然といつもよりたくさん歩いていることもあります。
楽しみながら運動することができるのでぜひ試してみてください!
休職中おすすめの過ごし方⑤ブログを書く
毎日の体調や心の状態、気持ちを吐き出す場として無料ブログを利用していました。
ときどき過去の投稿を見返すことで自分が少しずつ元気になっていることを客観的に感じることができました。
もちろん紙の日記でも構いません。
『今日あった良かったことを3つ書き残していく』とかもいいですね。
私は毎日の小さな幸せをいつもかみしめるようにしていました。
ブログはお小遣い稼ぎのツールにもなるので、元気になったら副業としてやってみるのもいいかもしれません。
うつ病で休職中の方におすすめしない過ごし方
休職中におすすめしない過ごし方①人と約束すること
うつ病で辛いときに会社の人に会うことはおすすめしません。
休職期間中、自分のことを心配してくださった会社の先輩からご飯にお誘い頂くことがありました。
お気持ちが大変嬉しかったので出来るだけいくようにしていましたが、「約束」という行為自体うつ病時にはかなり負担のあるものでした。
約束してから行く当日まで不安でたまらなかったですし、寝込むことも増えました。
当日は気持ち悪い…と思いながらも電車に乗り、なんとか無事に行くことができましたがキャンセルしてもらうときもありましたね。
そして会社の人と会って話すことはやっぱり「仕事」にかかわることが多いです。
会社の先輩と会って話すことにより「仕事復帰への焦り」や「復職に関して考える時間」が募っていきました。
本来であれば冷静にかつ慎重に考えるべきことですが、お世話になっている方に会うことで気持ちが揺らいでしまうことは大いにあります。
こういうお誘いをいただけることは本当にありがたいことですし今でも感謝してますが、つらいときこそ無理せず一人で過ごす時間も大切です。
私がうつ病でピークに辛かったときの症状はこちらにまとめています。
休職中におすすめしない過ごし方②ネットサーフィン
うつ病に関する情報が知りたい、ということでネットで色々調べる方も多いと思いますがあまりおすすめしません。
というのも、世の中にはうつ病になったこともないのにうつ病に対する考え方や意見を発信している人がいます。
そして中には心無い言葉があったり、うつ病で現在悩んでいる方にとって目をつぶりたくないようなことを書いたりするメディアがいたりします。
私もネットサーフィンをよくしていたので「うつ病に関する発信を見たい」という気持ちはすごく分かりますがぜひ気を付けていただきたいです。
どうしても見たい、知りたいという場合は「精神科医・心療内科医のHP」を見ることが一番おすすめです。
よくある症状や治すためのプロセスなどが書かれていたりしるので参考になりました。
個人の発信(体験記)が知りたいのであれば「うつ病経験者」に絞ってみましょう。
おすすめの発信者はこちらです。
うつ病の体験記・その後の働き方など自身の経験から発信されています。
経験者ならではの優しさとリアルな感情が垣間見れてタメになるのでいまでも時々のぞかせていただいています。
書籍も出されているのでよかったらチェックしてみてください。
お気に入りの発信者を見つけたらそのブログをブックマークしておくといいでしょう。
検索から改めて探すとなると見つけられないこともありますし、探している途中で見たくないような発信が目に入っては辛いだけです。
とはいえ個人の発信者の体験記というのはあくまで参考程度にとどめておきましょう。
症状や発症理由はそれぞれ異なると思いますので、治療については担当医の方と相談すべきです。
休職中におすすめしない過ごし方③仕事復帰に焦ること
仕事復帰に焦ったりとかそればかり考えることはおすすめしません。
うつ病時は大きな決断をすることを避けましょう、というのはよく言われますがその通りだと思います。
焦る気持ちは十二分に分かりますが、焦って解決するものではなくうつ病は時間をかけてゆっくりと治療していくものです。
変に焦って仕事復帰して『また再発してしまう』なんてことが起きるとあなたが辛いと思います。
また休職となれば職場にも迷惑をかけてしまうことになるので、やめておきましょう。
あえて『仕事以外の楽しいことや好きなこと』に思いを巡らせるくらいがちょうどいいです。
真面目に考えるのであれば、『自分がうつ病になった原因』や『今後どういう風に生きていきたいか』を考えていきましょう。
自分の嫌だと感じること(仕事でこれはしたくないとかこんな人とは一緒にいたくないとか)を整理しておくことはすごく大事なことですよ。
ただ一人で考えているとネガティブになってしまうこともあるので、相談できる方や担当医の方と一緒に考えるのがおすすめです。
仕事復帰は焦らず、まずは治すことを考えてゆっくりと過ごしましょう。
まとめ:休職中の過ごし方は自由でいい。焦らず休もう。
今回はうつ病で休職中の方におすすめの過ごし方を5つ紹介いたしました。
・寝る
・精神科に行く
・夢中になれることをする
・散歩をする
・ブログを書く
うつ病で休職しているから遊んではいけない、早く治さないといけない、と過去の私はどんどん自分を追い込んでいました。
結果として、休職し始めたときよりも症状が悪化した期間もありました。
うつ病になって休職している人の仕事は、「頑張ることではなく休むこと」です。
休み方は人それぞれ、あなたの元気の源がゲームならゲームをすればいいし、映画が好きなら映画を見て過ごせばいいんです。
あまりいろいろ考えず、夢中になれることをしましょう!