・人間関係の断捨離って実際どうなの?
・人間関係断捨離の方法が知りたい
こんな方に向けた記事です。
こんにちは、ミニマリストぷー(@puu_blog)です。
「人間関係の断捨離」って勇気がいりませんか?
いざとなるとどう離れていいかも分からないし、迷いもでてきますよね。
私自身何度か人間関係の断捨離をしていますが、決して精神的に簡単なことではありませんでした。
とはいえ、やってよかったと思っていますし、断捨離の効果は絶大です。
だからこそこの記事では、実際に断捨離をしてみて何が変わったのか、そして断捨離の方法や基準についても触れていきます。
この記事を読むことで、あなたは離れるべき相手や方法、絶大な効果について理解し、
毎日心地よく暮らすための一歩を踏み出せるようになります。
ご興味あれば最後まで覗いてみてください。
Contents
【ミニマリスト】人間関係の断捨離をした効果とは?
人間関係断捨離の効果①お金に余裕ができる
人間関係の断捨離をしてから、自分が自由に使えるお金の量が増えました。
というのも、固定費以外で出ていくお金の大半は、交際費だったからです。
現在は会いたい人にしか会っておらず、会いたくない人からの誘いはすべて断っています。
申し訳ない気持ちもありますが、行きたくない場に参加するくらいなら
”より大切に思う人”に自分の時間は使いたいという価値観を私は持っているからです。
なので普段お金が出ていくことがほとんどなく、生活費は6万円程度で暮らせています。
交際費で使わなくなったお金は、自分の好きなことに使っています。
最近は主に読書ですが、私は「本を読んでいられたら幸せ」という人間なのでとっても満足なお金の使い道です。
無理に人と交流しなくても人生を楽しむ方法はたくさんありますし、
孤独を楽しめる人間は、金銭的にも精神的にも充実すると私は思っています。
人間関係断捨離の効果②ストレスが消える
人間関係の断捨離をすることで、抱えていたストレスがなくなりました。
断捨離する前は、
・無理して笑う
・頑張って話を合わせる
・嫌々飲み会に参加する
といったこともありましたが、今は一切ありません。
マウンティングされたり、悪口を聞かされたり、バカにされたり、といった不快感からもすべて解き放たれました。
付き合いたくない人とムリに付き合う必要はありません。
ただでさえも大変な世の中で、自らストレスを課す必要は一切ないと思っています。
人間関係断捨離の効果③時間ができる
人間関係の断捨離により、自分の使える時間がすごく増えました。
「時間がない」と悩んでいる人は、人との交流時間が長すぎるのかもしれません。
私はいつも読書をしたり、ブログを書いたり、ジムに行ったり、自分の好きなことで人生の時間を埋め尽くしています。
人によっては寂しいと思われるかもしれませんが、私にとっては自由を感じられる幸せな時間です。
人間関係断捨離の効果④新しい友人ができた
新たに生まれた余白時間のおかげで新しい交友関係も生まれました。
今まで合わないと思っていた人たちから離れなければ、新しい交流に目を向けるような余裕がなかったので素晴らしい効果だと感じました。
というのも、私は内向型で低エネルギーなので、一度に付き合える人数というのが多くありません。
このような状態なので、昔の友人と無理に付き合ったままでは新しい関係を生み出すことは不可能でした。
実際、人間関係の断捨離をすることで、大事な人にかける時間やエネルギーが増え、自身の幸福度も上昇したと感じています。
それに、自分と合う友人といることは想像以上に快適で幸せなことだったのです。
でもそこから勇気を出して離れ、自分が「一緒にいたい」と思える人がいる場所に飛びこんでみると、
・話が合ってとっても楽しい
・不愉快な思いをしない
・話し終わると「頑張ろう!」と思える
といった、真逆の人間関係の人たちといられるようになりました!
「今まで我慢していたことはなんだったんだろう」、と思うほど大きく環境が変わったのです。
人間関係の断捨離をする基準とは?
ここまでメリットを紹介してきましたが、とはいえ人間関係の断捨離に躊躇してしまう方も少なくはないでしょう。
ではどういった人間関係を断捨離すればいいのか、私の中で参考になった基準を続いて紹介していきます。
私が人間関係の断捨離をする基準は、「今情熱を持っていることを話せるかどうか」です。
私が人間関係の断捨離を考えたときはこのような時でした。
・最近話が合わなくなってきたと感じる
・一緒にいても楽しくない
・価値観が違うなーと思ってしまった
興味関心が別の方向に向いていると、どんどん話が合わなくなっていくんですよね。
なぜならいま合わないと言えども、かつて仲の良かった友人には変わりなかったからです。
それに、一方的に離れることへの罪悪感や嫌われるかもという恐怖もありました。
(※もともと仲良くもない人との関係では迷いません)
踏ん切りがついたのは、”基準”を見つけてからです。
なじみの人と一緒にいるのは楽しい。(中略)
でも、いつかその”なじみ”を捨てるべきときが来る。
それは「今、情熱を持って取り組んでいること」について話せる人と、そうじゃない人に分かれたタイミングだ。
(この本に書かれているように、)
自分の情熱を理解してくれる人が自分の前に現れたとき、私は今まで感じていた友人関係での違和感が大きくなっていくのを感じました。
「価値観合わないなぁ」と思いながらも見て見ぬふりをしていた気持ちが、徐々に強くなっていってしまったのです。
・ずっと仲良しだと思っていたけれど、そうではなかったと気づいた時
・そして「離れるタイミングが来たんだな」と感じた時
とても悲しく、そして寂しく感じました。
断捨離すべきかで悩んでいたときはいろんな本を手に取りましたが、
自分にとっては、先ほど紹介した本で書かれていた内容が一番しっくりきています。
続いて、具体的にどのように断捨離を実践したのか、その方法について紹介していきます。
人間関係の断捨離、実践した方法について
少しずつ距離を置く・誘いを断る
一番精神的に楽だった方法は、少しずつ会う回数や連絡頻度を落としていく方法です。
いきなりブチっと切ったら「どうした!?」となるので、お誘いを断るなどして少しずつ離れていきましょう。
お互い大人であればそのうち気づきますし、誘いを1度断るだけで連絡が来なくなるなんてこともありました。
それほど薄い関係だったのか、と寂しくもなりましたが、いずれ切れていた縁だったと思うように今はしています。
合わない関係とは物理的に離れる
人間関係の中でも断捨離しづらいのが、親や職場の人だと思います。
私は昔母と仲が悪く、どうしても一緒にいることが辛かったので、大学卒業後すぐに家をでました。
適度な距離にいなければ衝突が免れず、一緒にいることがお互いにとって幸せとはいえなかったのです。
また、職場での人間関係も嫌だった人からは物理的に距離を置くようにしました。
飲み会に行かないのは当然のこと、合わない上司がいればさらに上の人に相談をしたり、
希望がかなわなければ転勤をしたり、最終的には退職にまで踏み切りました。
いまは好きな人とだけ働く(基本はひとりの)フリーランスという働き方をしているので、人間関係の悩みはありません。
自分の工夫次第でこういった関係の人との断捨離も可能です。
「親だから」「上司だから」といって、我慢する必要は一切ありません。
LINE(ライン)を消す・ブロックする
フェードアウトがダメだった場合は、ブロックも1つの手です。
まぁでもこれはかなり酷ですし、人によってはトラブルになるかもしれないのでおすすめはしません。
私も人生で一度だけ、この方法で人と離れたことがあります。
未だに思い出すと胸が痛いのですが、当時はその人との関係に疲れ切っていました。
ネガティブに引っ張られすぎたり、時間を取られすぎたりするような関係はムリに続けるものではありません。
どうしても、という場合はブロックという手を使ってみてください。
(ちなみに特に問題は起きていません。)
無理に離れない。ゆったりフェードアウト
断捨離というとなにかしなければいけないような気もしますが、
人間関係においては無理に行動を起こす必要がないことも多いです。
たとえば、そもそもほとんど連絡を取っていなくて、放っておいたら離れていくような関係だったりした場合。
なにか行動せずとも、縁がなければそのうち切れるものは切れると私は思っています。
それに、変に行動することで「2度と連絡ができない」「合わせる顔がない」
といった状態になるのもあまり幸せな選択とはいえません。
いまは自分と合わないだけで、数年したら話がまた合うようになっているかもしれないですし、
無理に自分から引きはがすようなことや絶縁宣言をする必要もまたないのです。
”いまは”離れているだけ、と
その時々、人生の刹那に合わせて心地よい人と一緒にいればいいだけ。
心の整理や優先順位がついていれば、それもまた断捨離なのでは?と私は思っています。
人間関係の断捨離は悪いことなのか?
人間関係の断捨離というと、切り捨てのように聞こえて冷たく感じますよね。
だからこそ罪悪感を抱いて悩む方も多いと思います。
ただ実際、断捨離が悪いものだと私は思いません。
なぜなら物と同じように、人間関係も変わっていく諸行無常なものだからです。
今まで心地いいと思っていた物でも、ライフスタイルが変わることで捨てたり、買い替えたりしますよね?
人間関係も同様に心地が悪くなったなら離れたらいい。
たったそれだけの話なのです。
それに、無理に付き合っていたところでお互いのためにもなりません。
違和感は次第に膨れ上がっていきますし、それぞれが自分と合う人たちと一緒にいるほうが絶対幸せです。
人生の時間は有限だからこそ、他人の人生を生きてはいけません。
人間は他人に合わせようとして自分の3/4を失う
(出典:幸福について)
”いまあなたがどうしたいか、いま誰といたいか”、これだけ考えて決断しましょう。
合わない人と離れること、人間関係の断捨離は決して悪いものではありません。
人間関係の断捨離は寂しくない?孤独になるのでは?
人間関係の断捨離をすると、寂しかったり孤独になったりするのでは?と感じる方もいるでしょう。
実際、しばらくは心にぽっかり穴が空いた気分に私はなりました。
人によってはすぐ「スッキリー!」となるかもしれませんが、私は到底そんな気分ではいられなかったですね。
けれど2週間くらい経ってくると慣れてきて、少しずつネガティブな気持ちも消えていきました。
それに、新しく自分と合う友人ができたことで「やっぱり断捨離してよかったんだ!」とも思えました。
ちなみに、空いたスペースに入ってきたのは新しい友人だけではありません。
友達がいなくなる恐怖を抱える人もいると思いますが、その点も今の時代からして問題ないと思います。
大人になったからといって新しい友達ができないということは一切なく、それもまた自分の行動次第なのです。
私は友人が多くありませんが、いまとても幸せです。
なぜなら人間関係でのストレスがなく、自分を理解してくれる人がいる安心感に包まれているからです。
新しくできた余白になにが入ってくるのかを楽しみに、ぜひ前を向いて歩んでみてください。
まとめ:人間関係はもっと自由でいい。
本日は人間関係の断捨離をした効果について紹介しました。
- ストレスが消えた
- 交友関係の出費が減った
- 時間ができた
- 新しい友人ができた
限られた人生の時間で”誰と付き合うか”という選択はとても大事ですよね。
付き合う人によって、幸福度が決まるといっても過言でないような気が私はしています。
個人的には、
・無理に付きあっている
・一緒にいて疲れる
・情熱を話せない
という人とは離れていいんじゃないかな、と思っています。
その分、自分の好きなことや好きな人にお金や時間をかけられるようになりますし。
それに、やっぱり自分と合う人と一緒にいるほうがずっと自分が幸せでいられます。
私はそれを強く実感したのでこの記事を書きました。
いま一度、人間関係を見直す際に参考としていただければ幸いです。
最後までご覧くださりありがとうございました!