・物に溢れた部屋から抜け出し、少ない物で暮らせるようになりたい
・どうすればミニマリストのように少ない物で暮らせるようになるの?
こういった疑問にお答えしていきます。
私はもともと大量のモノに溢れた部屋で暮らしており、あなた様と同じような思いを持っていました。
この記事では、そんな私が試行錯誤の中で行き着いた
・「少ない物で暮らすコツ」
・「少ない物で暮らすための物選びのポイント」
を解説します。
知っている人・知らない人では、大きく物の量が変わる内容になりました。
少ない暮らしをしたい方はぜひ最後までお目通しください。
Contents
少ないもので暮らす方法/コツ:基礎編
少ない物で暮らすコツ①持ち物を整理する
まずは今ある持ち物から不要なものをなくしましょう。
少しでも不要なものが残っていると、不要な物がさらに増えても気にならなくなってしまいます。
少しだけサボったり、目標に反する行動をとったりした途端に、一気にやる気がなくなってしまった経験がある方も多いかもしれません。(中略)
これらの行動は、「どうにでもなれ効果(The What-The-Hell Effect)」と呼ばれています。この効果が発動すると、人は目標を投げ出してしまうのです。
(引用元:STUDY HACKER, 「どうにでもなれ効果」に打ち勝て。)
実際私自身、モノが増えても放置していたときには、「まあ後で捨てればいいや」と手放すことを先延ばしにすることが増えました。
一度徹底的に物と向き合い、必要なものだけを持つ暮らしをしてみましょう。
具体的な物の減らし方はこちらの記事をどうぞ。
少ない物で暮らすコツ②適正量をしる
自分にとっての物の適正量を知っていきましょう。
適正量を知ることにより、持ちすぎも持たなさすぎも防げます。
たとえば、お家にタオルはいくつ必要かを把握されていますか?
ちなみに我が家は10枚でした。
これは家族の数や週の洗濯回数により、持つべき物の量が大きく変わります。
適正量を知る際、他の家庭の意見を参考にするのも1つの手です。
ただもっといい方法は、自分の家で実験しながら増やしたり減らしたりしてみること。
それにより、必要な量を把握することができ、迷いなく物を減らすことが可能となります。
少ない物で暮らすコツ③持ち物をデジタル化する
いまあるものを”物”として所有するのをやめ、デジタル化してしまいましょう。
音楽、本、DVDなど、いまではオンラインサービスを使えば所有せずとも楽しめます。
私は本が大好きで、以前は本棚を所有していました。
ただ、ミニマリストになる過程でほぼすべての本を電子化したので今は本棚ごと持っていません。
個人的にはAmazonPrimeサービスが持たない暮らしをする上で必須サービスだと思っています。
・AmazonMusicで音楽聞き放題
・PrimeReadingで5冊無料
・映画・アニメ・ドラマ見放題 等
少ない物で暮らしたい方は、今ある物をデジタル化できないか検討してみましょう。
少ない物で暮らすコツ④街を私物化する
街のサービスをフル活用することで、少ない物で暮らすことが可能となります。
たとえば、
・漫画は漫画喫茶で読む
・ジムを使ってトレーニング器具を持たない
など。
自分で所有せずとも、街のサービスを利用すれば何とかなるものも多いです。
特に日用品はスーパーや薬局をストック置き場と思えば、安心して持たない暮らしができます。
(このあたりの話はまた「物の選び方」の項目で紹介します)
少ない物で暮らすコツ⑤物に幸せを求めるのをやめる
物で得られる幸福度は長く続かないことを知りましょう。
物は壊れたり、古くなったり、新しい物が出たり、上を求めればキリがないものだからです。
ストレス発散で物を買う方も多いと思いますが、一瞬の『快』の感情のために物を買うのはおすすめしません。
手っ取り早くストレス発散ができるかもしれませんが、お金は減る一方ですし、買い物依存症になる可能性もあります。
せっかくお金を使うのであれば、物よりは体験がおすすめです。
ここで書くと長くなるので気になる方はこちらの記事をどうぞ。
少ない物で暮らすコツ⑥物で寂しさを埋めるのをやめる
つづいて、物で寂しさは埋まらないと知りましょう。
私が一番物を所有していたときは、家庭環境があまりよくなかったときでした。
自分の周辺に物がたくさんあるとなんだか安心し、汚部屋であることもそこまで気になっていませんでした。
しかし、いくら物を買っても(持っても)、心の穴は埋まりません。
むしろ汚部屋はメンタルに悪影響だという話もあるので、即効やめたほうがいいです。
その後私は断捨離にハマるのですが、捨てた後むなしい気分が続いた時期もありました。
ただその状況にも慣れ、今はスッキリとした部屋で暮らすことが快適になっています。
むしろ意欲的に行動ができるようにもなったので、汚部屋を抜け出してよかったですね。
少ない物で暮らすコツ⑦最大化人間でなく、満足化人間へ
「もっともっといい物を…」と求める最大化人間でなく、「コレで満足だ」と考える満足化人間になりましょう。
いわゆる、足るを知るというやつです。
最大化人間になると、「アレもコレも持ちたい!!」と欲望にキリがなくなり、物は増える一方です。
でも「いまあるもので十分だ」、と思えるようになると無駄に物を買うことは減っていきます。
先ほども書いた通り、物は買ってもそこまで満足度が長続きしないので、その点も頭に入れておきましょう。
少ない物で暮らすコツ⑧収納グッズを捨てる
収納は物を増やす悪魔的存在なので、できる限り持たないようにしましょう。
人は空きスペースを見ると、つい何かを入れてしまいたくなる心理があるからです。
結果、それは無駄な物を買う原因につながります。
できるかぎり、家にもともとついていた収納で持ち物をおさめられないかを検討してみてください。
収納を減らせば減らすほど、物も減っていき、少ない物で暮らす生活も実現に近づきます。
少ない物で暮らすコツ⑨1in1outを習慣化する
1つ買ったら1つ手放す、1in1out暮らしを徹底しましょう。
新しく服を買ったら今ある服から買った数と同じだけ物を減らします。
そうすれば持ち物の総量は増えませんし、一度綺麗にしたお部屋は散らかりづらくなります。
少ない物で暮らすコツ⑩家族と物を共有する
家族と一緒に住んでいる方は、家族と物を共有することで家の物の総量を減らしましょう。
私は夫と2人暮らしをしているのですが、
・夫の服を借りてジムに行ったり、
・夫の着ていない服をパジャマにしたり、
こういうことをして自分が持つ服の量を減らしていたりします。
わざわざ買わなくていい物は買わない工夫が家族と暮らしているとできるんですよね。
夫も同様、私が持っているウェストポーチをしょっちゅう自分の物のようにつかっています。笑
ひとり暮らしでない場合は持たない暮らしをする難しさを感じる場面もあると思います。
ただ、家族と一緒に住んでいることをこのようにプラスに捉えたほうが楽しいと思うので、仲良く持ち物をシェアして全体量を減らしていきましょう。
少ない物で暮らすコツ:物の選び方編
少ない物で暮らすコツ⑪複数の役割を持つものを選ぶ
持ち物は『複数の使い道』ができるものをできるかぎり選びましょう!
1つの持ち物で使い道が1つしかない、というものを選んでいると持ち物の量は増えていってしまうからです。
たとえば、春にしか着れない服が何十枚もある場合。
春しか着れないとなると、その服は春以外は収納で眠ることになってしまいます。
さらに、夏・秋・冬分の服が必要となり、その分量も増えます。
でも春だけでなく秋にでも着れる(複数の役割を持てる)服を持てば、その分新たに服を買わずとも秋は過ごせるかもしれません。
このように、複数の役割があるものを増やしていけばいくほど自然と持つ物の総数は減っていくのです。
具体的にどういう物を選んでいるかはこちらの記事で覗いていただければ幸いです!
少ない物で暮らすコツ⑫定番品をもつ
持ち物(特によく買う物)は、近くのお店ですぐに買えるもの、またはネットで即注文できるものを選びましょう。
なぜなら、ストックを持たない暮らしができるようになるからです。
多くの人の持ちすぎの原因は「ないと困りそうだから」でしょう。
実際なかなか買いに行けないものを日用品として選んでいると困ることがでてきます。
でもすぐ買いにいける安心の定番品であれば、万一買い忘れをしてもすぐにリカバーできます。
私自身、コロナ禍で「持ち物はやっぱり定番品を選ばないとだめだな」と強く痛感しました。
特にスキンケアは買い替え頻度も高いので、見直しましたね。
持たない暮らしをしたい方こそ、定番品を選んで暮らしましょう。
https://puu-blog.com/skincare-minimalist
少ない物で暮らすコツ⑬シンプルなデザインの物を選ぶ
派手なデザインの物は飽きやすく、手放しの対象になりやすいです。
できるかぎりシンプルなデザインの物を選びましょう。
特に服は派手なものほど着回しがしづらく、物が増える要因になりがちです。
私自身、持っている服は装飾などが一切ないシンプルな物ばかりになりました。
飽きづらい・長持ちしやすい・着回ししやすい、この3点は大事なポイントになります。
服以外でも、できるかぎりシンプルな物を選ぶようにしましょう。
少ない物で暮らすコツ⑭物の出口を考えて買う
物を買う際には、出口を考えた物選びをしましょう。
たとえば、価値の下がりづらいブランド品を買っていれば、売る時にほぼ買値で売ることが可能だったりしますよね。
そういった出口(手放すとき)をあらかじめ想定した上で、もの選びをしましょうというお話しです。
これは物を捨てる際に「もったいない」という気持ちを最大限減らし、物が捨てられずダラダラ所有してしまう状態を防ぐ効果があります。
「試しに買ってみたけど自分に合わなかった…」なんて時にも、出口を考えて購入をしていれば問題ありません。
私自身、物を買うときには「中古だといくらになるのか?」をメルカリで見てから物を買うようなことも増えました。笑
また、安物を買って『手放す際に売れない』なんてことになるほうがもったいないので、
入り口は高くてもブランド品をあえて選ぶ、というケースも増えてきています。
わかりやすいところでいうと、Apple製品ですね。
値段が下がりづらく、濃いファンがいるので、発売から数年たったものでも高値で取引されているケースが多いです。
最近スマートウォッチを買ったんですが、数あるブランドの中からAppleWatchを選んだ理由もコレが要因です。
たとえ自分に合わなかったとしても売っちゃえばいいや、と思って買いました。
出口をあらかじめ考えていれば、物も試しやすいし、手放す負担も大きくありません。
少ない物で”暮らし続ける”ためのコツ
少ない物で暮らすコツ⑮物の見直し時間を作る
忙しくてなかなか物の見直しをする機会が日常にない方も多いと思います。
私自身、仕事が忙しくなってくると物が溜まっていく傾向にあります。
月に一回は
・宅配買取で一気に手放す
・メルカリでの出品時間をとる
など、『物を手放す時間』をとり、物の整理をしていきましょう。
少ない物で暮らすコツ⑯ショッピングリストを習慣化する
冷蔵庫にマグネットでホワイトボードを貼り、いつでもショッピングリストをかける状態にしておくのがおすすめです。
これはストックを増やさない(在庫を持たない暮らしをする)ための対策です。
なくなりそうになったらショッピングリストに書き、買い物時に忘れないように買えばストックがなくても全く問題ありません。
持たない暮らしをしたいのであれば、ぜひショッピングリストを導入してください。
以上、参考になれば幸いです!
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