本好きで年間100冊ほど本を読むミニマリストの私が、
・本を減らす効果的な8つのルール
・現在の本棚の様子(本の数)
・本を処分した具体的な方法
・読んだ本のまとめ方(読書術)
を解説しました。
本の収納に困っている、本の数を減らしたい、という方は必見の記事です。
気になる項目からでもぜひご覧ください。
Contents
本好きミニマリストが何十冊と本を減らした方法
ミニマリストの本整理術①電子化する
紙の本で特にお気にいりの本(今後も読み直しそうな本)は電子書籍で買いなおしました。
ムダな出費と思われるかもしれませんが、紙の本はメルカリで売ったので売り上げは出ています。
また、電子書籍は紙の本より安く手に入るので特段大きな痛手にはなりません。
本を買っても収納で悩むことがあったので、電子化することで好きな本を今までより買いやすくなったと感じます。
もちろん紙の本は大好きですが、好きな本は何度も読み返すことが多いので、電子書籍のほうが私には合っていました。
本の数や収納で悩んでいる方は、電子書籍をこの機会に試してはいかがでしょうか?
ちなみに、Kindleの電子書籍リーダーがあれば、スマホの小さい画面で本を読む必要がなくなります。
ブルーライトもカットされているので、大きな画面で目を大切にしつつ本を読みたい方は購入を検討してみてはどうでしょう。
レビュー記事を載せておくので気になる方は参考にどうぞ。
ミニマリストの本整理術②半年読んでいない本は処分
私の場合、半年触れなかった本はその後も読まないケースが多いので手放すルールに決めました。
人によってこのペースは違うと思うので、1年・2年と自分のスタイルに変えて適用してみてください。
本は特に、買ったときがピークで「読みたい!」という気持ちが強いものです。
そこから段々と読む気が落ちていくものなので、ある程度持つ期限を決めておくのは重要だと思います。
このルールを決めると積読することも減るのでおすすめです。
ミニマリストの本整理術③本棚ごと捨てる
本棚ごとなくすことを決めてから、一気に本が減りました。
人は空きスペースを見ると、つい物を入れたくなるものです。
このことから、「収納グッズを減らせば自然と物が減るのでは?」と試したところ、無事成功しました。
また、本棚はパンパンにしておかないと本が雪崩のように倒れてしまう性質があります。
そのため、必要でない本もつい残しがちになってしまうのです。
本棚がない中でも快適に本を楽しむにはどうすればいいだろう?と考えた結果、
・本を電子書籍にする
・電子書籍リーダーを買う
・読まない本はすぐ手放す
という先ほど紹介した方法にいきつきました。
ムリにここまでする必要はありませんが、物の総量を減らしたい方やミニマリストを目指したい方には参考になるかもしれません。
ミニマリストの本整理術④もう一度買うか?と考える
「もう一度お店で同じ本を買いたいと思うか?」を考えてみましょう。
人は自分が所持したものを通常より高い価値に見積もってしまう心理があります(※授かり効果)。
この授かり効果を抱えていると、「手放したくない」心理が強く働き、なかなか物を手放せなくなります。
ただ、先ほどの質問をしてみると、意外と「そこまでして買いなおしたくはないかも」と思う物がいくつか出てくると思います。
その物自体の価値をフラットに見るためにも、「もう一度店頭で買うだろうか?」と手放す前に考えてみてください。
私自身もこの方法で、たくさんの本を手放すことができました。
ミニマリストの本整理術⑤漫画は自分で持たない
漫画は漫画喫茶で読むようにし、自分で持たないことに決めました。
街をうまく活用すれば、わざわざ自分で所有する必要性がないと気づいたからです。
勿論コレクターとして集め、絶対に手放せない!という方はムリに手放す必要はありません。
どの物でもそうですが、あくまで私の一例として参考にしてください。
私自身漫画は大好きですが、所持していてもそこまで頻度高く読み直さない自分に気づきました。
置物状態になっている漫画を見るたびに、なんだか「あのスペースをもっとほかのモノに使えないかな」と思っていたのです。
見るたびに自分にマイナスの感情を植え付けられてしまうような物はあまり持つべきでないと私自身考えています。
だからこそ、自分が所持していた漫画はすべて手放し、読みたい時に読みたい漫画が読める漫画喫茶を愛用するようになりました。
自分が所有しなくてもなんとかなる!と思えば、意外とすっと物を手放せるかもしれませんね。
ミニマリストの本整理術⑥新聞・雑誌も捨てる
新聞や雑誌をため込んでいる方も多いでしょう。
「いつか読むかも」
「いつか役に立つかも」
という心理でつい残してしまうと思いますが、こちらも期限を決めて手放しましょう。
いつか〇〇するかも、という物は「半年以内に使わなかったら手放す!」
というルールを決めておかないとどんどんたまっていく一方です。
本当にそのいつかは来るのか?ないといけない物なのか?、
それを試す効果的な方法として、とりあえずBOXを活用するのも1つでしょう。
段ボールを用意し、「いつか使いそう」と思っているものをすべていれます。
期限を決め、3か月であれば3か月段ボールで眠らせ、一切触らないようにしてください。
そして3か月後、
・急用で使わないといけない場面は出たか?
・中身は覚えているか?
を確認し、NOだったものはそのまま処分してしまうのです。
そうすることで
「あぁ本当に必要なかったんだ」
「いつかって全然こないんだな」
と自分の中で納得感を持ったうえで手放すことが可能となります。
私自身もったいない症候群を持っており、実は物を手放すのがすごく苦手です。
ただこの方法を使ってたくさんの物を手放してきた経験があるので、物を捨てる抵抗感が強い方はぜひ試してみてください。
ミニマリストの本整理術⑦勉強していない資格本は手放す
勉強本・資格本なども、期限を決めて手放しましょう。
私自身は半年触れなければ手放すルールを採用しています。
なぜなら、
・やる気がある時にやったほうが知識は身につく
・見るたびに「やらなきゃ」と落ち込むのが辛い
からです。
自分がこうなりたい、というイメージをもって購入した本でも、活用できていなければ意味がありません。
また、見るたびに嫌な気持ちになるくらいであれば、気分良く向き合える時にやったほうが自分のためになると思います。
高い教材ほど手放しづらいと思いますが、もう何年も触っていないのであればご自身のためにも手放してしまいましょう。
メルカリ等で高く売れないかを確認し、また必要なときに買いなおすのがおすすめです。
手放すことで脳の容量があき、他のもっと楽しくてやりたいことに出会える可能性もあります。
自分の未来の可能性のためにも、不用品(執着)は手放していきましょう。
ミニマリストの本整理術⑧アウトプットを習慣化し、手放す
本を手放せない理由として、知識を必要なときに見直したい、という理由が1つあると思います。
私自身もYouTubeやブログで発信しているので、この気持ちはすごく分かります。
では私が紙の本派だったときにどうしていたかというと、
残しておきたい知識はアウトプットとしてブログに残していくようにしていました。
そうすれば本がなくてもいつでも欲しい情報をチェックすることが可能になります。
また、アウトプット習慣をつければ知識が頭に定着していくので本を見直す機会はあまり必要ありません。
自分のノートやメモ帳でもどこでもいいので、学びを残しておく習慣をぜひつけましょう。
そうすれば大量の本を所有する必要性がなくなっていきます。
ミニマリストぷーの本棚はコレ!持っている本の数は?
本棚を手放した、ということは先ほど書きました。
では今本の管理をどうしているかというと、テレビ台の収納に入れてしまっています。
その数、たったの3~5冊です(時期によって多少の変動はあります)。
この冊数であれば、小さなテレビ台収納でもなんなく収納が可能です。
ここまで持たない暮らしをできている背景には、本は電子書籍で買うようにし、
紙でしか出ていない本は読んだらメルカリで出品してしまうケースが多いことにあります。
ちなみに、夫は紙の本派なので、本棚を持っています。
共通で読む本は紙で買い、夫の本棚に収納という形を取っています。
【ミニマリスト】具体的な本の処分方法
ここまで、本を手放すコツについて紹介してきました。
では実際にどういう風に処分していったのか、その方法を紹介していきます。
メルカリ
いまは手放す紙の本が少ないので、基本的にメルカリを活用しています。
本はサイズがほとんど同じなので、梱包・発送ともにラクなのがいい点ですね。
新刊であればほぼ販売価格で売れるので、買ってすぐ売るという方も多いそうです。
※メルカリ新規登録時に【招待コード:PTWSNP】を入力すると、
メルカリで使える500円分のポイントがもらえます!ぜひ活用ください♪
中古買取店へ持ち込み
本が大量にあり、メルカリで1品1品発送するのは難しい時期もありました。
その際に活用したのは、
・ブック〇フ等の中古買取店
・本の宅配買取
の2つです。
利益はほとんど上がりませんが、一気に大量の本を手放せる点が中古買取店のいいところです。
ただ、持ち込むのが大変だし、査定に時間もかかるし、ひどい査定価格でかえってきたので今はもう使っていません。
使う際は「捨てるのは嫌だけどお金はいらない」という寄付前提のときのみですね。
宅配買取
私が大量の本を手放す際にいいと思ったのは、本の宅配買取サービスの利用です。
こちらであれば、自宅まで本を取りにきてくれるので手間がほぼありません。
・年配の方で重いものを運ぶのが難しい方
・自動車を持っておらず大量の本を持ち込むことが難しい方
・時間がなくて忙しい方
こんな方には特におすすめです。
私が実際に利用した宅配買取サービスの中でよかったのがブックサプライさんです。
具体的な手順や査定価格など、体験談を書いた記事があるので気になる方は参考にどうぞ。
本好きミニマリストの読書術【本の内容整理法】
本の話題について触れていた際、YouTubeでよく聞かれた質問として、
・読んだ本の内容整理はどうしていますか?
・どうやって学びをまとめていますか?
というものがありました。
昔は本をよんでもぜんぜん知識の定着がせず、本の無駄買いをしていました。
いまは読書法から本のまとめ方までかなりこだわっているので、呼んだ内容を日常でも活かせています。
↓その方法を具体的なステップで紹介していきますね。
この本で何を学びたい?どうなりたい?を先に考える
本を買った理由を読む前にノートに残しておきます。
- 何故この本を手に取ったのか
- 何が知りたかったのか
- 読んだ後どうなりたいのか?
この内容から、必要な項目だけを読んでいくのが私の読書スタイルです。
目次をすべてチェックする
本を買った理由を書いた後は目次チェックです。
目次で気になった内容をピックアップし、気になった項目をメモしていきます。
(例)目次:ミニマリストとシンプリストの違いは?
→どういう違いがあるのだろう?
その目次で学びたい内容も疑問形で残しておきます。
ここで重要なのはたくさん学ぼうと欲張りすぎないこと。
1冊すべて読んでもせいぜい覚えられる知識は3つほどです。
欲張ると1つも覚えられず、「何の本だっけ?」となってしまうので、知りたい内容は3つに絞ってメモしておきましょう。
本を読み、知りたいことへの回答を書く
ピックアップした目次の章を読んでいきます。
先ほど書いた「自分が知りたかった内容」が出てきたら、その都度ノートに回答をメモしていくのです。
こうすることで間違いなく、新たな知識を3つつけることができます。
自分に必要なものだけを確実に取得したほうが、頭に定着しやすいです。
本は1から10まで読む必要はまったくありません。
必要なところだけを読んでいくほうが効率的です。
そしてこの方法を使って読書をすれば、本を買った動機からブレなくなります。
「何を勉強したかったんだっけ?」という迷いがなくなるのです。
ちなみに、この内容はメンタリストDaigoさんの「知識を操る読書術」を自分流にアレンジしたものです。
↑とてもいい本だったので、読書好きはぜひ一読してみてください。
学んだ内容をアウトプットをする
最後に、学んだ内容を人に教えるアウトプットをしましょう。
「知っている」と「説明できる」では、雲泥の差があります。
人に口頭で説明できないものは、ただ知っているだけで理解しているとはいえません。
知識を定着させるためにも、定期的に学びをアウトプットする習慣をつけましょう。
ここまでくれば読書術として完璧です!
ミニマリストが何十冊と減らした方法まとめ
長くなりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました!