・仕事が辛い、しんどい
・仕事にいく前に涙が出てしまう
・これからの人生どうしていけばいいのだろう
この記事は、そんなお悩みを持つ方を対象に書いた記事です。
こんにちは、HSPライターのぷー(@puu_blog)です。
私も過去「仕事が辛い」と悩み、うつ病にまでなった経験があります。
繊細がゆえに傷つきやすかったり、疲れやすかったりする自分を治すこともできず、
本当に人生どうしていけばいいか分からない状態にいたのです。
でもいまは、自分の繊細さをうまく活用することができています。
実はHSP気質を持つ方が心地よく働くには、押さえるべきポイントがいくつかあるのです。
この記事では、前半にHSPの私が「仕事が辛い」と感じた例を紹介し、
後半ではHSPさんが仕事の辛さから抜け出すために必要なことについて解説しています。
この記事を読み終えることであなたは仕事が辛い状態から抜け出す光を見つけることができます。
ただし、HSP気質にも個性があるので、すべての内容があなたに当てはまるわけではありません。
あなたにとって良いと思うポイントを見つけたら、ぜひ取り入れてみてください。
Contents
HSPの私が「仕事が辛い」と感じた瞬間
まずはHSP気質を持つ私が「仕事が辛い」と感じた瞬間について紹介していきます。
- 変化に心が追い付かない
- 処理しきれない量の仕事を任される
- 相談相手がいない
- 周りの顔色が気になる
くわしく見ていきましょう。
職場の変化に心が追い付かない
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私は大学卒業後、営業職をしていたのですが、
・上司が半年ごとに変わる
・入社1年で転勤し職場が変わる
・担当顧客が1年足らずで変わる
といった大きな変化を何度も体験しました。
自分自身、飽きっぽいのでそれが良いときもあったのですが、
その変化の速さに心がついてこないときもありました。
特に人間関係についてはすぐに人と仲良くなれるタイプではないので、
・やっと仲良くなれたと思っていたお客様とすぐに離れる
・どんどん新しいお客様を任される
といった状況が自分にはかなり辛いなと感じました。
一気に多くの仕事を任され、処理しきれない
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仕事を膨大に任され、パニックになったこともありました。
私にとって忙しない職場環境は頭が追い付かず、ミスも次第に増えていきました。
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いつまで経っても自分を褒めることができず、自分を責める日々…。
「もっとちゃんとやりたいのに」「思うようにできない」
と思う毎日で、どう考えても仕事が楽しいとは思えませんでした。
相談できる相手がおらず孤独
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転勤後の職場では、気さくに相談できる人がいなくなってしまい辛かった記憶があります。
入社1年目のころは自分の繊細さを理解し、一緒に愚痴を言える同期や助けてくれる先輩たちがいました。
だからこそ辛くても乗り越えられた部分があったのですが、環境が変わるとそうもいきません。
自分の辛い部分を共感してもらえる相手がいない環境では、ただただ苦しいと感じました。
同僚や上司の顔色が気になって仕方がない
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転勤後の職場では、メンバー全員の顔が日に日に死んでいくのを目撃しました。
暗い顔した人と一緒に働いていると自分も気分が沈んできます。
「1年頑張っても、未来がこんな感じか…(さらに激務へ)」
と思うと絶望感しかありませんでした。
また、それぞれ仕事が辛いと感じていることを敏感に感じ取る自分がいつもいました。
「助けなきゃ」と、手を差し伸べてみたりもしたのですが、
結果自分自身がキャパオーバーでうつ病になってしまいました。
あの頃は本当に仕事が辛いものだったなぁと思います。
HSPで仕事が辛いなら辞めてもいい
ここまではHSP持ちの私が仕事が辛いと感じた瞬間について紹介してきました。
あなたにも共感できるポイントはありましたでしょうか?
ここからは辛い状態から抜け出す方法についてお話していきたいと思います。
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まず第一に、いま仕事が辛くて精神的にもかなり参っているなら、
無理にいまの仕事を続けないことを私はおすすめします。
なぜなら、一度壊れた心はもとに戻すことができないからです。
私自身自分のストッパーを超えて働き続けた結果、うつ病となってしまいました。
今は一応治っているのですが、それでも昔のようにアクティブに動けない自分がいます。
うつ病になると本当に苦しいし、治るまでにも膨大な時間がかかります。
だから本当に、無理しないでほしいのです。
この記事を見つけるくらいのあなたは、もう十分頑張っていると私は思います。
![](https://puu-blog.com/wp-content/uploads/2019/08/andrew-neel-TTPMpLl_2lc-unsplash-1.jpg)
とはいえ、辞めづらさを感じている方もいるでしょう。
・数年しか働いていないのにやめるなんて…
・すぐに辞めたらダメな奴と思われてしまう
・また辞めるなんて仕事が続かない自分はダメだ
こんな風に思っているかもしれませんが、あなたの身体や心には変えられません。
それに、100歳まで生きるとされる今の時代での数年のブランクは、短すぎる夏休みみたいなものです。
無理に頑張るよりは、きちんと一度自分の生き方を見直す時間に充てるほうがよっぽどいいと思います。
また、
・辞めたら会社に迷惑がかかる…
・自分がいなかったら職場が大変になる…
ということを恐れている方もいるかもしれません。
ただ現実問題、会社はあなたの一生を守ってくれはしません。
病気になっても助けてくれるのは会社ではなく、大事な友人や家族、あとは保険料くらいでした。
それに厳しい話かもしれませんが、あなたがいなくても会社はきちんと回ります。
私も突然の休職で大変な迷惑をかけてしまいましたが、それでも会社は回っていったのです。
だからどうか無理はしないでください。
もし身体に異常が出ていたらすぐに休むべきです。
まずはあなたの身体と心を、大切にしてください。
HSPで仕事が辛い方が抜け出すためのポイント
適性に合った仕事をする
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仕事が辛いと感じるHSPさんは、自分の気質にマッチした仕事を選びましょう。
HSP気質は変えられないものだからこそ、気質を”殺す”のではなく”活かす”方向で働き方を考えなおしたほうが良いと私は思っています。
我慢していまの状況に適応しようとしたり、敏感な部分を無くそうとしてもあなたが辛いだけです。
「仕事が辛い」ということは何かがあなたに合っていないのです。
・環境が合わない
・人間関係が合わない
・不得意なことを仕事にしている
私自身も自分に合わない環境での働き方に疲れてしまい、結局2年で会社を辞めることになりました。
いまはフリーランスで文章を書くことを仕事にしていますが、自分の気質や適正に合っているので無理せず働けています。
- ひとりで働いているから人間関係に疲れない
- 得意なことを活かしているから成果がでやすい
- 在宅だからノイズが少なく疲れにくい
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繊細な気質は変えれないものですが、変えないほうがいいものでもあります。
短所の反対は長所であるように、繊細な気質にもプラスの側面がたくさんあるからです。
・他人の気持ちに寄り添える
・仕事が丁寧、クオリティが高い
・危機管理能力が高い
こういったプラスの気質に目を向け、仕事に当てはめるほうがあなた自身がムリせずに活躍できるようになります。
なぜなら、(自分でいうのもなんですが)共感力が高く、他者の気持ちに寄り添う文章を書くことが人より得意だからです。
あなたもあなたに合う職業が必ずあります。
今の仕事が辛いなら、HSPの方に合う適職の記事(※後日記載)を参考に仕事を見直してみてください。
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自分に課している高い基準を下げよう
![](https://puu-blog.com/wp-content/uploads/2020/02/matthew-tkocz-q697-Akhwkc-unsplash-min-1.jpg)
仕事が辛いと感じているのは、あなたが今頑張りすぎているからかもしれません。
HSP気質を持つ方の中には自尊心が低く、つい頑張りすぎてしまう方が多いそうです。
そんな方には、頑張ることを少しずつやめてみてほしいと思っています。
自分のことをあまりよく思っていない人は、それを補うために、ほかの人よりも懸命に努力し、さまざまな分野で優秀であろうとします。(中略)
しかしその一方で心の奥底では、自分がちゃんとうまくできているか、まわりの人から本当に好かれているか、ひどく不安に思っているのです。
(出典:鈍感な世界に生きる敏感な人たち)
私自身、
・頑張っていないと愛されない
・結果が出ているから好かれているんだ
という大きな誤解をして生きていた時期がありました。
だから頑張り続けていないと不安だし、仕事でもつい無理をしてしまっていたのです。
皮肉にもうつ病になって”頑張れない状態”になったときにようやく、
「頑張れない自分でも好きでいてくれる人がいるんだ」と気づきました。
自分自身に高いハードルを課していたり、自分ルールに縛られていたり、
そんな方は仕事で特に無理しちゃう傾向があると思うので気をつけましょう。
「頑張らなくても大丈夫なんだ、愛されるんだ」と気づくと、人生はすごく楽になっていきます。
仕事もいい意味で肩の力が抜けるようになるので、おすすめです。
HSPの自分を責めることをやめよう
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HSP気質を持つあなたは、無意識に自分を責めていませんでしょうか?
特に他者と比べて、
・自分は甘えているダメな人間だ
・根性がなくてどこに行ってもやっていけそうにない
・大人になってもメンタルが弱くてダメだ
なんて思っているとしたら、それはとっても辛いでしょう。
仕事が辛いだけでも苦しいのに、自分で自分を追い込んでいてはメンタルが落ちていく一方です。
繊細な気質をどうもネガティブに捉え、「なくなればいいのに」と思ってしまうこともあると思います。
ただ繊細だからこそ、
・他人の気持ちがわかる
・人より丁寧な仕事ができる
・多角的に物を捉えれる
といったプラスの面があります。
だから無理に治そうとしたり、頑張ったりしないほうがいいです。
それは、あなたの良さを消してしまうことにもなるから。
自分を責めるのではなく、活かす方法をぜひ考えていきましょう。
HSPで仕事が辛い方は自分に合った場所に身をおこう
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本日はHSPで仕事が辛いと悩む方に向けた記事を書かせていただきました。
まずはムリせず、心と身体を第一に大切にしてください。
本当に辛い方は、精神科や心療内科に一度行ってみることをおすすめします。
その上で、今の仕事を続けられそうになかったら、自分に合った職場環境をまずは分析することをおすすめします。
そのためには、HSP気質について深く理解し、自分自身が辛いと感じた働き方についても知る必要があるでしょう。
あとHSP関連の本を読むのもおすすめです。
個人的には、記事内で紹介した、「鈍感な世界に生きる敏感な人たち」がHSP関連の本で私は一番好きですね。
ほかのおすすめ本もこちらで紹介しているので(※後日記載)、よければ参考にご覧ください!
最後までご覧くださり、ありがとうございました!